トルク解析サービスでは、PCトルクアナライザーを使用しねじの締め付けトルクを動的に分析することで、最適な締付条件を選定することができます。

ねじの締め付けトルクを計測する理由

製品の安定供給

ねじの締め付けトルクは、ねじ形状や相手材で最適なトルク値が異なります。
適正なトルク値で締め付ける事で不良品をなくし安定した製品供給が出来る様になります。

樹脂製品へのタッピンねじ締結にはトルク管理が必須

樹脂へのタッピンねじ締結をすると、このような疑問点やトラブルが発生することがあります。

 ・設計変更しても、今までと同じねじを使えば大丈夫だろうか

 ・ねじバカ、ボス割れ、クラックが発生し困っている

 ・そもそも適正な締め付けトルクってどうやって出すの?

 ・樹脂の材質を変更したけど、下穴はこのままでよいの?

 ・樹脂用のタッピンねじを使うと本当によくなるの?

トルクアナライザー本体 | サイマコーポレーション
トルクアナライザー

相手材が鉄の場合、さほど問題にならないケースが多いですが、樹脂に対してはそうもいきません。
適正な締め付けトルクでないと、締め過ぎによる「ねじバカ」や「ボス割れ」、「クラック」を発生させる原因にもなり兼ねません。

トルクアナライザーによる各種試験では、実際のワーク(実製品)を使用し、実際に使用する電動ドライバーの回転速度に合わせた試験が可能です。(動的なトルク管理)
また、ねじ締めに伴って変化するトルク値をグラフで確認することができるため、問題点の解決にお役立て頂けます。

さらに、タッピンねじの3大要素「下穴径」「締め付けトルク」「ねじ種類」の最適な値を導くことも可能です。

「樹脂+タッピンねじ」の組合せでも安心

樹脂製品には樹脂用タッピンねじを使い、さらに動的なトルク管理をすることでねじバカなどのトラブルが解消されます。
弊社で取り扱う樹脂用タッピンねじ「ノンサート」を使用すれば、樹脂への繰返しの締結も可能です。

ねじ締付トルク試験 トルクアナライザー
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トルクアナライザーによる締め付けトルク試験

締付破壊トルク試験

タッピンねじのトルク特性をグラフで確認

タッピンねじのトルク特性を確認するためには、まずこの試験が必須です。
最適な締め付けトルクが確認できます。
この試験では次のトルク値が自動算出されます。
・ねじ込みトルク:TD
・破壊トルク:TF
・目標締め付けトルク:TS

※グラフのX軸は時間軸、Y軸はトルク値

最適な締め付けトルクのグラフ

戻しトルク試験

ねじの緩みの戻しトルク計測

ねじの緩み試験を行う為には、ゆっくりな回転数で戻しトルクをグラフに表示
戻し回転始動トルク:TL(Loosening Torque)を検出することにより、ねじの緩み特性を解析します。
TLはTD、TF同様に正規分布曲線付のヒストグラム表示出来ます。
※図は毎分10回転の低速回転での緩みトルク曲線です。

戻しトルクのグラフ

繰り返し試験

ねじ込み試験と戻し試験を自動で交互に切換

タッピンねじはメンテナンスでの繰り返し使用には不向きとされています。
締め付けトルク試験と戻し試験を自動で交互に切り替えて繰り返し試験を行うことでタッピンねじの繰り返し使用の限界回数を測定する事が出来ます。

ねじ込み試験と戻し試験のグラフ

増し締めトルク計測

締め付けトルクを増し締めし、トルクを図形解析して計測

締め付けされているねじが、実際にどの位のトルクで締め付けされているのかを計測する事でねじが再度ねじ締め回転を開始するために現れる最大静止摩擦力点と動摩擦力点を探し出します
クリープ(軸力低下)を計測するには便利な機能です。
※図は毎分6回転の低速回転での増し締めトルク曲線

増し締めトルクのグラフ

カタログパンフレット

トルクアナライザーを使用したセミナー「トルク曲線解析セミナー(90分)」を ご用意しています。詳細はセミナーページをご覧下さい。