会社員時代は、国際派ねじ屋さんの末端を楽しんでいました。

入社1年目より、「スッゴーイ、ジャパニーズが東京に居る」とグループ会社内で噂が広まったとか、広まらなかっとか…は別にして、
新人なのに海外出張をバンバンさせてもらっていました。

マレーシアのペナンに、グループ会社のお得意様と、東京の私の日系顧客が工場を出していたので、
スイス人輸出マネージャー、アメリカ人プロジェクトマネージャーそしてオレ、の3名でマレーシア・ペナンに集合がかかり、3名で数日間仕事をした。

アメリカ人はカリフォルニア出身だったので、日本食はバリバリ子供のころから食べていて、ペナンで和食を食べたいと言い出した。
スイス人はと言うと、超が付くほどの驚愕の「食の保守派」で、魚など食べたことなし。
我が家は、肉、乳製品、パンで育ってきている。魚は我が家では、ありえなかった。
ましてや、さしみなど生など論外・・・・・とマジで切れた。

いい大人が、そんな怒ることないじゃんと思っていたら、アメリカ人の言葉が強くなってきて
「このまま、何もチャレンジしない人生で良いのかよ!」みたいな、キレ気味。

押し問答の末、うっすら涙を浮かべて、スイス人がマグロの刺身を食べた。
日本で食べたほうが美味しいのにと思ったが、言わなかった。

国際派ビジネスの現場って、こんな感じなのかなと思った。

追記:

カエルを初めて食べさせられたのは、マレーシアでした。
とっても嫌だったけど、今は大丈夫なワタシです。

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