株式会社ダンレイ様(茅ケ崎市南湖)は、日本中で普及する電気給湯器「エコキュート」には欠かせない基幹部品、減圧弁・逃し弁を生産しています。水制御用バルブ(弁)のトップメーカーとして約70年。「失敗を恐れずチャレンジする」といった社風が浸透し、いくつもの世界初、業界初の製品を世に送り出し続けています。中でも、エコキュートの減圧弁・逃し弁では、業界に先がけて樹脂化に成功。これまで金属製が主体だった同分野の歴史を塗り替えました。そんな同社は十数年にわたり、サイマコーポレーションのねじを使用しています。今回は代表取締役社長の森上和久氏、管理部部長の茅ノ間喜宣氏をインタビューしました。

お客様プロフィール

名称株式会社ダンレイ
WEBサイトhttps://www.danle.co.jp/
本社住所神奈川県茅ケ崎市南湖1-10-26
事業内容水制御用バルブ(弁)の設計・製造・販売

主な製品

明立精機(株) 製品例 | お客様インタビュー | サイマコーポレーション
減圧弁
明立精機(株) 採用事例 | お客様インタビュー | サイマコーポレーション
逃し弁

インタビュー日時:2021.10.08

インタビュイー:代表取締役社長 森上様、管理部 部長 茅ノ間様

インタビュアー:かながわ経済新聞 千葉編集長

代表取締役社長 森上様「これからもサイマさんに相談したい」
管理部 部長 茅ノ間様「提案する商社は珍しい」
斎間「試験をやっているからこそ・・・です!」

― 会社について教えてください。

森上社長

水制御用の弁を製造販売する企業です。1953年3月に設立し、私で6代目です。以前は大手電機メーカーで電気温水器の事業に携わり、むしろ当社の製品を購入する立場でしたが、縁あって入社し、2017年11月から社長に就任しました
当社では『給湯器』『衛生機器』『集合住宅設備』といった分野を柱に、減圧弁・逃し弁などを生産しています。用途は幅広く、介護入浴機器や業務用加湿器、集合住宅・・・。身近ではコーヒーマシンの中にも組み込まれています。エコキュート用では市場シェア60%超を誇っています

― エコキュートの減圧弁・逃し弁はどんな役割があるのでしょうか。

森上社長

エコキュートは空気中の熱を利用し、主に電気料金の安い深夜に電力を使ってお湯をつくる、環境にやさしい経済的な電気給湯器です。タンクで高温の湯を貯め、適温にしてご家庭の台所や浴室に給湯する仕組みです。当社の減圧弁・逃し弁はこのタンクで使われています
減圧弁は、タンクに給水する際に水圧を制御するのが役割です。それに対し、逃し弁(安全弁)は、湯を沸かした時にタンク内で膨張する圧力を逃がしてタンクの破損を防ぐ役割があります。この分野の弁は、長らく金属製が使われていましたが、当社は02年9月にポリフェニレンサルファイド(PPS)製の逃し弁、翌年にはPPS製の減圧弁を業界で初めて開発しました

― それは画期的ですね。

森上社長

金属製から、腐食がない樹脂製は一気に普及し、現在は年間60万台ほどを生産しています。また、最近では減圧弁・逃し弁が一体になった世界初、逃し機構付きの樹脂製減圧弁も開発しました。エコキュートは今後、省エネに対する機運がますます高まってくることや、買い替えによる需要増が予想されています。当社も現工場が手狭になってきたことから、現在、茅ヶ崎市内で新工場の建設を進めています

茅ノ間部長

十数年前のことですが、減圧弁と逃し弁を樹脂化することに伴い、ねじも変更する必要がありました。そのため、ねじのトルク試験ができる企業を探していました。そこでサイマさんの存在を知りました。当社製品も、数多くのねじを使っていますので、見積もりも出してみました。その後、ねじだけでなく、さまざまな加工部品もお願いするようになりました

― サイマさんとのつながりを教えてください。

斎間

トルク試験をやっている時に、当社でできることがまだあると、いろいろなご提案をさせていただきました

茅ノ間部長

積極的にVA、VE提案してくれる商社は、なかなかありません。今では(サイマさんと)ウインウインの関係が築けていると思います

斎間

当社で評価・試験をやっていることも大きいです。お客さんの試験をやっているからこそ、課題が分かり、ご提案もできます

木地社長とサイマ 明立精機(株) | お客様インタビュー | サイマコーポレーション
森上社長

私が技術部長をしていた時も、展示会でサイマさんのブースをよく見かけました。非常に積極的な会社という印象を持っています。当社として新製品を続々と開発していきたいと思っていますので、これからもサイマさんに相談していきたいと思っています